ず〜っと、毎日、復活を心待ちにしていたワケではない。
でも、待っていた。
待ってたっつーか、解散はしないと信じてた。
イエモンも、あの4人だから、イエモンであって、
あの4人だから、ステージも栄えるし、曲もぐっとくるのだと思うから、
解散は、しないんだろうな〜って、思ってた。
仲が良いのを知ってるからね、余計にね。。。

ライブハウスの狭い空間が基本的に好きなのだが、
イエモンの、でかい会場での、キラッキラしたステージも好きだった。
電光板が降りてきたりミラーボールが降りてきたりするのが、
もう、楽しくて楽しくて。
あ、あとエマビーム!とか。

細かくツアー回ろうとは思わなくても、
近県に来たら見ておかないと!って、気にさせられる。
すごい魅力のあるバンドだったな。

吉井の、文章で「吐きたくなるくらい切ない」ってのが、ぐっときた。
あ〜、吉井だな。。。って、思った。

さんざん待たされたので、「お疲れ様」とか「ありがとう」とか、
簡単には言いたくないな、やっぱり。

ちょっと、音楽界に立て続けに嫌な出来事が起きるね。
もう片方のレベルはイエモンから比べたら、すごい小さいけど。
宙ぶらりの原田ベース脱退も、衝撃です。
だって、彼がベースだから、宙ぶらりに惚れたんだもん。
駆け抜けた、青春だ。
宙ぶらりに関しては、ちょっと泣きそうになっちゃう。
1日で、辞めた。
そんな自分が恐ろしいが、もう、無理だ。

引継ぎの仕事教えてもらってるのに、入社したって実感が無い。
のけもの じゃないケド、こう、無視されてるカンジでつらい。

仕事の内容がどーのこーのじゃなく、
そういう、気遣いのなさとかが、すごいイヤ。

また、就職活動せな。。。
嬉しいような、悲しいような。。。
もちろん、就職決まったのは、嬉しいさ。
毎月、決まった額のお金が手に入るし、
これで、親も安心するだろうし。

でも、普通に不安もある。
しばらく、きちんとした事務職についてなかったから、
私にそんな仕事が出来るのか?って、不安になる。
しかも、あれだ。
ちょっと古そうな建物で、働く人々(全員は知らないが)は、おじさん、おばさんだ。
新しい出会いのチャンスはないと思われる。
これで、外に向かうコトもまた無くなり、
アニメや漫画の世界に没頭するんだろうな〜。
や、お金は貯めるよ。必死でな。

ひさびさに、緊張してる。
臨時職員とは、自分の仕事の責任の度合いが違う。
それは、「やりがい」とも言えるだろうが、
私は、別に仕事にやりがいは求めていないんだよね。
金が欲しいだけだ。

ま、頑張ろう。なんにせよ、頑張ろう。

いままで、サボリ過ぎてたのだから。。。
金閣寺の惨劇・銀閣寺の惨劇(吉村達也)
ぶっちゃけ最初読み終わった時は、分からなかった。
大々的に言ってるほどの大どんでん返しが分からなかった。
で、ちょっとガッカリしてたのだが、
いろんな人のネタばれ含む感想を見て、再度読み直して、

?解決済みの片方の犯人がすり変わる
?それぞれの殺意の他に、もうひとつある怨念のような人間模様

の、意味が分かった。スッキリ!

金のプロローグが、海外っつーのは、なかなか気付かなかった。
日本だとばかり思ってたもんね、如来だの菩薩だの言うから。
でも、バリが仏教ってのに気付くと…。
海外に行ってた彼女には、やはり犯行は無理となり、
犯人を庇っての自白ってコトになるワケね。
これが、?。
で、?は、兄を憎むあまりに、出た妹の逆襲っつーのかな。
怨念ですね、それは、まさに。
実の妹と結婚しようとしたコトに苦しむのを望んだってコトでしょ?
でも、こっちは無理があると思うわ〜。
いくら幼い時に別れたとはいえ、実の兄妹なのに、
兄が妹に気付かないってコトは無いだろう。
いや、兄もソレを知っていて、妹の企みにのっかてるのかしら?

なんにせよ、面白かったような、つまんなかったような、複雑なカンジ。

そんな必死になって読まなきゃ分からないような、
その2つの謎って、どうよ?って話。
そんな小難しいコトをして、こっちをびっくりさせようっつーより、
素直に1つの本で、ええ!って、驚愕させる綾辻氏とかのほうが、
やっぱ単純に、面白いっていえると思うな〜。

ほら、横書きにした小説だって、そこまで横書きに表記する必要は無いあらすじなのに、
いかにも、この横書きってのに意味があるんだ!みたいな前書きがあるので、
その気になって読むんだケド、そんな大げさなもんでもなかったしね。
ちょっと、前書きとか、言いすぎなんじゃないっすかね。

とか言いつつ、基本、吉村氏の本は、好きなんですケドね。

読書感想もどき

2004年8月1日 読書
むかし僕が死んだ家(東野圭吾)
探偵や警察が出てくる推理ものと違って、
普通の人が、どんどん真理に近づいていくのが、面白い。
しかも、その期間が2日間という短い間でってのが、いいね。
場所も、あっちゃこっちゃいかないで、狭い空間で
どんどん、謎が紐解かれるので、読みふけっちゃったなぁ。
残虐な殺人シーンとかは無いものの、
どこか、ゾクってするような、真実でした。

出雲信仰殺人事件(中村達也)
全体的な謎は解けてるものの、なんつーの?
別にアリバイ崩したり、トリック暴いたりしないので、
最後の謎解きで、えぇっ!ってなったりしない。
ちょっとイマイチだったかな〜。
3つの殺人の共通点っつーのかな、それも、すっごい無理あるこぎつけってカンジだし。
それに、何より、イヤなのは、
朝比奈に彼女が出来たのは、もう仕方ないとして…だ。
それが、さも、もう将来は結婚するかのような伏線があるのが気にいらない。
なんで、そんな、お互いが心のよりどころになってんねん!
ものすっごい気に入らない。
別におおよそ読者が女子ではないだろうから、
主人公がそんな結婚とか付き合ってる女とかいても問題ないんだろうケド、
私としては、朝比奈にそんな女の影がウロチョロすんのは気に入らないワケよ。
ま、そんなのは、どーでもいーんだケドね。

読書感想もどき

2004年7月30日 読書
最後の惨劇(吉村達也)
5部作のしめくくり。
なかなか読み応えがあり、現在と過去の話がチョコチョコ入れ替わるのも面白かった。
でも、ちょっと、不服かな〜。
まず、朝比奈に彼女っつー存在が出来たコトに納得がいきません。
婚約者に裏切られた傷心の身とはいえ、
その婚約者が殺された、その事件後にすぐ、その事件を解決した男に
すぐなびいちゃう女って、どうよ?腹立つんだケド。
その余計な設定がなきゃ、もっと楽しく読めたと思う。

人形館の殺人(綾辻行人)
あぁ、面白い。。。
この人の読んじゃうと、ほんと他の本がかすむんだよな〜。
ある程度は、こっちも深読みするワケよ。
で、だいたいソレは当たってるワケ。
当たってるんだケド、読みきれてない部分も多いのさ。
分かってるつもりで読んでて、えぇっ!って、驚かされるのね、最後の方で。
あげく、最後の最後も思わせぶりなカンジで、なかなか深い。
とにかく、この手のモノを読みなれてても、衝撃があるっつーのは、すごいと思う。

嵐山温泉殺人事件(吉村達也)
綾辻氏の本は、それはそれとして、やっぱ、このシリーズは好きだな〜。
2人の刑事のイメージがしっかり出来てるし、その2人のやりとりが面白いからかな。
あと、温泉シリーズは2作品。
読みきっちゃうのも、勿体無い気もするが、
いかんせん、まだ惨劇シリーズがあるからね。先は長い。。。

読書感想もどき

2004年7月29日 読書
鳥人計画(東野圭吾)
ちょっとウルウルきちゃったな〜、最後の方は。
ここまでピュアな被害者っつーのは、はじめてかも…。
あぁ、こういう展開かぁ〜って、思った後で
発覚した真実に、泣きそうになったなぁ。

濡れ髪明神殺人事件(和久俊三)
むむむ…。気分転換っつーか、使命感で、読んでみたのだが、
やっぱ、面白くねぇなぁ〜。
ひねりがねぇんだよな、こう、凝ったカンジがしない。浅いんだよ。
そして、うんちくが多すぎる。
事件の背景に関係ないような情報が多すぎだと思うの。
そういうトコ、ほんと、面白くない。
や、そういうので、いろんな知識を得るっつーのもありますよ。
でも、その書き方が面白くないので、読む気しねぇ。
文章に引き込まれない。

月影村の惨劇(吉村達也)
惨劇の4つ目ですな。
うん、事件的には、薄いかな〜、他の村の事件に比べると。
もう、次の最後の惨劇につなぐ、序章に過ぎないカンジが色濃い、コレ。
でも、もう次の最後の惨劇を読みたくなるんだよね。
そういう引き込み方はやっぱ上手だと思う。

手元にあるので、すぐ最後の惨劇を読みたいと思います。
はっはー!楽しい!ってか、どうでもいい内容だな〜。
いーじゃん、白帽子が選抜の選手に選ばれなくたって。
白帽子より強いヤツが選ばれただけのコトだ。
それだけだ。
何の意図もないよ?
弱いからだよ、バーカ!
驚くことでも不思議なコトでもなんでもねーよ。
ヅカと真田は裏拳仲間ですな。
ぶたれてる白帽子を見るのは気持ち良いな〜。はっはー!
あれ?塚桜?と思いきや、塚リョか、やっぱ。
…ん?そっか、真田に勝ったから、
白帽子が中学生の中でナンバーワンになっちゃったのね。
つまんねぇ〜面白くねぇ〜。

しかし、外人も白帽子も哀れだね、滑稽だ。
あんな白帽子を闘う対象にしてるのもオカシイもん。
もっと強い男がいる。それに気付いて欲しい。
そっちと闘うコトを考えたほうがいい。

勝負すら受ける資格のない白帽子が、ほんと哀れ。

おわっ!跡部さん登場!
相変わらず、ええ声だな〜。
跡部さん、珍しく的を得たコト言ってるな〜。
ってか、白帽子にソレを言うためだけにコートにいたの?

出た!屋上でのランデブー!
せっかく2人でいるのに白帽子の話してんじゃねーよ。
真田も幸村もさ〜。
あんじゃん、もっと、適した会話が。

原作には無い白帽子だよね、こういうの。
全国でも負ける気が無いって言ってるのに、真田との戦いで
燃え尽きるワケ無いじゃん。
闘志が燃え尽きるワケ無いじゃん。
そんな苦悩があるとは思えないんだケドな〜、白帽子には。
で、苦悩があったら好感持てると思ったが、
あったらあったで、何故か腹立つものですね。

いいよ、もう、外人さんの話は。

白帽子ほどの人が選ばれないんじゃねーよ。
白帽子ごときだから選ばれてねーんだよ!

白帽子、ずーずーしい!
そんなこっちゃなら、選抜の合宿でもっと必死になりゃ良かったんだよ。
選ばれるだろうって、打算があったんだろ?
優勝校のシングルス1の自分が落ちるワケないって、
油断こいてたんだろ?怠けてたんだろ?いい気になってたんだろ?
敗者復活だなんて、情けなくて涙でるね。
負けた者に情けは無用。真田ならこう言うよ。
ヅカ甘すぎ。
そして、中学生であるヅカに一任するなんて、ありえないから!

え〜〜、白帽子が選手として試合に出たら、誰が落ちるの?
ねぇ、誰が落とされるの?
キヨと赤也だったら、怒りますよ?
でも、不二が落ちるってコトはねーべ。
跡部さんもありえない。
…真田?ありがち?おっさん顔だから、人気無い?
不安だな〜。

次回は…、立海!!立海!!立海!!!

読書感想もどき

2004年7月28日 読書
鳥啼村の惨劇(吉村達也)
う〜ん、ぶっちゃけそんな原住民のような生活や格好をたもってる人間が
日本の島にいるってコトに無理があるような気がしないでも無いが…。

風吹村の惨劇(吉村達也)
いよいよ、この1冊で起きた殺人事件の詳細(犯人とか)は分かるものの
奥底にある謎が深まってきたカンジがしてきましたな。
こうなると、次の村の惨劇も気になってくる。
コレに関して言うと、ま、展開はズルイっちゃーズルイね。

完全リメイク版キラー通り殺人事件(吉村達也)
すじがきはいいのだが、いかんせん警部の設定がありえない。
オカマって!!
ギャル刑事って!!
潜入捜査もありえなさげな話で、ちょっとわざとらしいカンジが否めない。
でも、犯人が予想外だったので、ヨシとする。

読書感想もどき

2004年7月27日 読書
密通 (和田はつ子)
図書館が休みなモノで読む本が無いので、仕方なく
昔古本屋で買ったものの、読んでなかったコレを読んでみた。
面白くね〜。
面白くないっつーか、なんか、分からないっていうのが、正直な感想。
最近、推理小説を読んでいるせいかも知れないが、
ホラーって、現実にありえそうもない絵空事でしょ?
霊とかそういう超常現象を根本から疑い、嫌ってる私なので、
もう、展開がありえなさすぎて、逆に、笑えるくらい。
あと、わざとなのかな〜、主語が抜けていて、
誰のコトを言ってるのか分からなかったり、
場面展開が急すぎて、どの時代のどの場面を書いてるのかも分からない。
ま、そういうのが逆に謎めいていていいのだろうケド、
現在と過去が交差しすぎて、難解でした。
もう、ホラーは読まないでおこう。

花咲村の悲劇(吉村達也)
いよいよ、惨劇5部作の1作目を読んだ。
そもそも、この人の作品を知ったきっかけがホラーだったので、
この人の本の内容もどこかそういう運命とか霊的なものを散りばめてはいるものの、
ま、謎は論理的に解決するし、(多少偶然に頼るところもあるが)
そういう謎めいたものも、逆に話を面白くしてるのでヨシとする。

読書感想もどき

2004年7月26日 読書
有馬温泉殺人事件
読む前には、あんまり期待していなかったのだが、わりと良かったよ。
こう、トリックどーのこーのじゃなくって、人間模様が…ね。
このシリーズの警部は、わりと好きなんだわ。
おちゃらけた面を持ちつつも、
こと仕事になると顔つきが変わったりする昔気質なのも良いのよ。
それが、今回、昔の思い出がらみの事件で涙を流したのよね。
けっこう印象に残ったな〜。

綾辻のを読み進めたいのだが、温泉シリーズはあと3冊で
今出てる分は、とりあえず終わりなのでハイピッチで読もうかな。

あと、同時進行で島田荘司も手を出そうかね。

読書感想もどき

2004年7月25日 読書
「北斗の星」殺人事件
せっかく、推理作家でありながら探偵である朝比奈に
好感を持ち始めたばかりなのに、
主として、そのお友達が活躍してるので、ちょっとがっかり。
一時期、霊とかその類の話になり、まさか、そんなオチじゃねーよな?
って、心配したのだが、大丈夫だった(笑)。
ちょっと凝り過ぎたカンもあるが、なかなかの内容だった。

飛騨高山からくり人形殺人事件
これ、前TVドラマで見たことあるのだが、中身けっこう違うもんすね。
断然、原作の方が面白い。
でも、アレだな〜。やっぱ、綾辻読んじゃうと、駄目だな〜。

読書感想もどき

2004年7月24日 読書
鴨川をどり殺人事件
綾辻の本を読んでしまった今では、どうにも軽く感じてしまう。
だから何?みたいなカンジ。

水車館の殺人
う〜む、ほんとブラボー!と叫びたくなるね。
今回は、綾辻氏の深さを知った上でじっくり慎重に読み進めたので、
ある程度は、見えた。
ケド、読みきれない部分も多々あって、ラストはやっぱり
はぁ〜〜って、なるんだよね。深い!!
もう…ね、ほんと、ありえないくらいの設定なんだよね。
古臭いっつーか、使い果たされてるっつーか、時代おくれっつーか、
奇妙な舘とそこの主人、そこを訪れる人々、そして、次々に起る事件、
天候の崩れで、身動きがとれず、警察も出動できない。
そんな、笑えるくらいの設定なのに、バカに出来ないんだよな〜。
面白いんだよな〜。
こういうミステリーが読みたかった。
そう、思える本だ。

十角館の殺人

2004年7月22日 読書
きたね〜!こりゃ、きたよ〜。

図書館で和久俊三や吉村達也の本が無く、でも、なんか読みたい。
で、前々から名前は聞いていた綾辻氏の館シリーズ、「十角館の殺人」を読んだワケだ。

そら、評価されるワケだわ、この人。
素晴らしいね、すごいよ、この作品。

これぞミステリー小説ってカンジがする。
設定自体も、こういう小説を好む人の希望通りの舞台が用意されていて、
あげく、そういうありがちな小説すぎちゃうくらいな展開になっていくのに、
無理がないというか、もう、えぇ!!って、驚くしかないのよ、まったく。
そういう犯行が実際に可能かどうかとか、そういう穴を探る気にはならないね、こうなると。
ミステリー好きが何を求めて読んでるのかってのが、分かってるね。
その求めてるものがこの中にはあるから、
いろんなものを含めて、もう、ブラボーとしか言いようのない本になってるよ。

お父さんもお兄ちゃんも薦めていたのに、どうして今まで読んでなかったんだろう。。。
こうなると、有栖川有栖や京極夏彦とかはもちろん、
島田荘司は読んでみないとあかんな。

これを読んじゃうと吉村達也の温泉シリーズとか惨劇シリーズはちょっと読む気なくなるな…。
こういう本格ミステリーなのを読むとどうしても霞むよなぁ。
トリックっつーのとはちょっと違うケド、その…隠し玉っつーの?
その質が違うんだもん。

こういう推理小説、ミステリー小説好きは何が楽しみかっていうと、
もちろん、種明かしがされる前にその犯人やらトリックを
自分で捜しだすこともあるんだが、
それが分からなくて、でも、最後に、
あっ!!!っと声をあげちゃうくらいな真実だと思う。
その驚きが、隠れた人間関係とか、その怨恨によるものなのが、
私が今まで読んでた本の結末だったのだが、

これは違った。
もちろん、ソレもあったのだが、
とにかく、違う意味で、唖然というか。

その1行に、震えちゃいそうなくらいな衝撃があったよ。

いい本に出会えた。

読書感想もどき

2004年7月22日 読書
アインシュタインの不在証明
吉村達也は好きなのだが、この軽井沢順子シリーズは受け付けないな。
前回読んだ、ピタゴラスのなんちゃらでそう感じたはずなのに
他に読む本が無かったからチャレンジしたが、やっぱ、面白くない。
面白くないっつーか、難しいっちゅーの?
理論理論してて、頭が疲れる。理解できない。
もう、このシリーズは読まないでおこう。

「戸隠の愛」殺人事件
朝比奈シリーズの2番目にあたるモノ。改訂版だケドね。
けっこう朝比奈は好きかもしんない。探偵って設定が嫌いだが。
カフェオレ色の髪でロックスターばりに化粧してる探偵って…。
でも、逆に現実には有り得そうも無いのが、よいかも。
朝比奈自体の過去にもどうやら闇がありそうで、興味が湧いてきたし。
このシリーズは読破しようと思う。
相変わらず、最後の最後まで、どっちが犯人やねん!って
ヤキモキする微妙な言い回しと、展開で、面白かった。

黒白の十字架
取り寄せしてる本が届かないので、仕方なく読んでみた。
横書きなのよ、これ。読みにくい…。
横書きである必然性のあるないはともかくとして、
ちょっと無理のある展開だと思った。
自分が殺されるかも知れない状況において、
あげく、犯人が誰かも分からない(2人のうちどちらかではあるが)で、
ヨルノハマベデ オマエハシヌゾって、文が届いてるのに
この人は犯人じゃ無いと確信した人から海に誘い出されて、
ボートにまで乗っちゃいますか?
ありえねぇ!それは、ありえねぇな、ありえねぇよ。
犯人じゃないって思っても、その誘いがあれば、当然疑うだろ?
海や、海の近くは何があっても避けるべきところでしょ。
それが、ボートに乗っちゃってるんだもんな〜、がっかりだ。
横書きっつー前代未聞の書き方にこだわるあまりに
内容がおざなりになったカンが否めない。残念。
それ以外では、面白い筋書きなのにな…。
今日は、いよいよJr選抜の選手が決定するのね。
ドリームチーム!ドリームチーム!!

あっきゅんと壇くんが電話してる。お互いの携帯番号知ってる!
最高じゃねーの!
でも、あっきゅんがアレに負けるのはイヤだなぁ〜。
あっきゅんは潔くテニスを止めてるといいな。
引きずらないタイプだと思うの。

木更津兄弟の試合はたまらん!
あげく、忍観!!忍観!!!
あ、ファンブックの内容がこんな形で出てくるとは…。
これで先週の次回予告で木更津亮がルドのユニフォームだったワケが分かった。
観月まったくもって美形やんな〜。
あぁ、兄弟2人がお互いの力を出し合ってるのっていいね〜。

あれ?タカさん?なんでココにおるん?おかしくね?
アンタ、榊班じゃね?不二もおるし…。ヘンなの。

あぁ、もう合宿終わりなのか〜寂しいね。
もっともっともっと、キヨと赤也と真田と跡部さんを見たかったな。

榊は不二を推薦するか、当然だな。当然だよ。不二ははずせないっしょ。
あれ?残りの枠ってあと1人しかいないん?
不二か白帽子って、問題じゃね?どっちも気者じゃね?
7人か、選ばれるのは7人なのか。
もう、発表かよ!!
跡部さん、真田、忍足、菊丸?キヨ!赤也!で、不二…と。
白帽子堕ちた!白帽子落ちた!白帽子堕ちた!!!

ダブルスの組み合わせが問題だ。忍足と菊丸は読めるケド。
もう1組が、むつかしいね〜。どうなるんだろ。

木更津兄弟の会話はたまらんな。
観月のキャラも爆発してるし(笑)

あぁ、なるホロ。白帽子は公式とは別にアレと対戦しますか。
だから、Jr選抜には選ばれなかったですか。
別にきちんと主人公らしい舞台が用意されてるんですね。

あっきゅんは壇くんの電話に素直に出るんですね。仲良しじゃ〜ん。
あっきゅん勝って!
頼むからあっきゅんをこれ以上バカにしないで。

あっきゅんと壇くんがこんなに登場してるのに、キヨは出ないの・゜・(ノД`)・゜・
あげく、白帽子まであっきゅんの試合の場に登場しちゃったよ。
これであっきゅん負けたらイヤだ。

おおおおおおお!!!!!!
あの糞外人許せない!あっきゅんの顔にボールぶつけやがって!!
あ、でもご丁寧にタカさんまで居合わせてくれて、ありがとう。
タカ亜久バンザイ!
でも、これ以上、あっきゅんを惨めにしたら許さない。
あっきゅんをコケにしないで欲しいんだよな。
だいたいさぁ、あっきゅんが一度対戦したコトあるのを再現されたなら
学習機能があるワケだから、再びやられるコトなど無いじゃん。
あ、でも、その後、テニスを辞めたらのなら、
あっきゅんは成長してるどころが、衰退してるのだから
勝てるワケは無いのよね。うん、そうなんだよ。

って、
ぬおおおおおおおお!!!!!!
あっきゅんが倒れた。あっきゅんが倒れた。
顔にボールぶつけやがって!!
あ、ニオや、赤也がボールぶつけたのは、いいの。
それはこの際、置いておいて…。
あっきゅんにボールぶつけるってのは、どうよ?
しかも、タカさんがあっきゅんに駆け寄った。助けに行った。
それは嬉しいケド。でも、あっきゅんがぁ〜〜〜〜。

複雑だな〜、こういうオリジナルストーリーって、やっぱり。

ED何度も見てるのに、赤也とキヨのは、やっぱ体温上がる。

次回、え?また跡部さんと白帽子が試合?
んでもって、幸村と真田が屋上で何を語らうのかが、気になりますな。
富士山のは、途中でよめた。犯人がよめた。
キーワードは男の咆哮なのだが、その理由がすぐ分かってしまった。
そいでも、面白かったがね。

「伊豆の瞳」は、推理小説らしいっちゅーか、
探偵ものの小説らしい展開だった。
だから、あんまり、探偵ものは好きじゃないんだよな〜。
懲りすぎた気がする。犯人がいて、真犯人がいて…って。
人物を誤魔化して描いて、読者がそれを勘違いして、
もしくは、誰なんだろうって、読み進めていくのは面白いケドね。
まんまと、そのミスリードにのっかってる時は、ラストで驚愕ものだから。
でも、この場合はすぐトリックっつーか、そういうのがよめたから、
楽しさ半減…かな。

ちなみに、うっかり最後まで間違ったヨミをしていたのは、
天城・大滝温泉殺人事件だな。
アレは、当然疑うべき怪しい人物だったハズなのに、
見事に自分的にノーマークで驚いた。

とりあえず、伊豆の瞳から惨劇朝比奈シリーズ始まるので、
読み進めていこう。

青の炎

2004年7月20日 読書
読み終わった…。
とりあえず、頭の中で思い描いたのはニノでもパパでも無く、デスノの月だな。
でも、月より冷静な判断が足りないっつーか、人間味があるケドね。

屑のような男殺しには指紋っつー証拠があるから、アレだケド、
(それも、逮捕するには不十分だったようだが)
友人に関しては、警察の想像の範囲を超えないモノなんだから、
余計なコトをしゃべらなきゃ、その後も逮捕されなかったと思うんだよな〜。
だいたい、取り調べも重要参考人であって、任意なワケでしょ。
なら、断るコトも出来るし、黙秘だって出来たワケよ。
で、自白がないなら逮捕も起訴も出来ないっつーワケで、
精神力と優秀な弁護士がいれば、なんだかんだで無罪になったとは思うのね。
って、そんなのは裁判モノ好きな私の面白くない感想なので置いておいて。。。

もっと、刑事と少年のギリギリした腹の探り合いの騙し合いを想像してたが、
普段私が読む小説にあるような犯人よりも、もっと少年はピュアだった。
血も涙もある少年だった。
結局、少年が刑事とか警察に負けたワケじゃなく、罪の重さに負けたのな。
護るべきモノがあって、その為に尽くし
その護るべきモノの中に安らぎや喜びを見い出して、求めいたカレが、
ソレらを護る為に犯した罪によって、堕ちていくってのは、切ないな〜。

誰かの説明に貴志祐介がミステリーを書いたってあったケド、
これは、ミステリーでも、まして、ホラーでもないぞ。

頭と心を使う本は、久しぶりに読んだから、疲れた。。。

さて、次は普通の推理小説でも読みますか。

家族の肖像

2004年7月18日 読書
今回より、読んだ本の感想でも書いてみようかと思う。
ま、そんな感想が浮かばない本もあるのだけれど、
今日読んだ吉村達也の本は、ちょっと久しぶりにゾクッとするもんがあったからな。
最近は、吉村達也のミステリーばかり読んでたから、
この人のホラーは久しぶりに読んだワケですよ。
そう、忘れてたね〜、この人のホラーって、けっこうキツイんだった。
なんつーんだろ、人間じゃ無い妖怪っつーか、幽霊とか、そういう存在では無く、
人間が、怖いって思える内容のモノを書くワケよ。
それも、日常に潜む恐怖っつーのかね、こういうの。
本当に特別なモノじゃなく、でも、普通ではない異常な人間を描くのがすっごい上手いと思う。
気がふれたような人間、どこか尋常じゃない人間。
それが、決して、ありえないコトじゃなく、ほんとそこらへんにありそうなのが、怖い。
例えば、何かにこだわりすぎてたり、何かを誤解してたり、
何かを引きずっていたり、誰にでも、そんな異常な人間になりえそうなあたりが、怖い。

今回のも、短編だが、それぞれがちょっとした恐怖がちりばめられていて、
なかなか読み応えがありました。
とりあえず、絶対的に暗い過去とか宿命とか、十字架を背負ったような男が好きなのよね。
ココロに闇を持つ漢って、ヤツですわ。

ココロに闇、ナンバー1は、キヨ。
原作とか、公表されてるので、全然暗い過去とか設定が無いんだが、
どうにも、妄想の中でキヨは家庭に問題があって、
小さい頃から、孤独の中で生きてきたように思えてならない。
孤独であるが故、取り繕ったような作り笑いが得意になったとしか思えない。
こう、心底明るいキャラでは、決して無いと思うもん。
作った明るさがにじみ出てる。
そんで、その闇に救いの手を差し出したのは、
なんだよ。それは、もう、絶対。
跡部さんも、キヨにとって、必要な存在だと思うが。
それは、救いでは無い。支えでは無い。
お互いが頼る存在であってはならんのだよ。
助け合う存在ではなく、高めあう存在なの。

跡部さんにとっては、救いの手を差し伸べてくれる存在だがね。。。

話それた。
テニスで言うと、仁王とかね、柳生も、闇を持ってるといいな。
赤也とか、凶暴性を自分で抑えられないとか、
そういう、自我がきかないで爆発して破滅的なカンジもいい。
あと、ジャンルバラバラだが、ハガレンのロイ・マスタング大佐とかね。
自分の意思とは反して、殺戮を繰り返さなければならない彼の苦悩とか。
あるいは、苦しんでるコトさえ、自覚をさせないような、
冷酷という鉄壁の壁で己の感情をおさえてるあたりとか。
たまらんなっ!
あ、ハガレンでいっちゃうと、よっぽど、主人公のロイとアルの方が闇持ってるのだが。。。

で、ナルトの、カカシ先生とかな。
彼も、大事なヒトを失くして、苦しみ、
その苦しみを分かっていながら、他人の命をたくさん奪ってきて、
これからも、その矛盾と向き合っていかなきゃいけない忍としての道。
あ、そう考えると、ハヤテもかな。
暗部の過去を持つと考えると、闇だらけだ。

で、最遊記の八戒。
最近みた最遊記で、「愛するヒトは戻ってこない」とか、
八戒が、そんなようなコトを言うと、すっごく重みがあるのに気付いた。

イタミと伴いながら、生きてる漢がやっぱ好きだ。

そうそう、ココロに闇キャラでは無い、愛しい漢。
跡部さん・真田・日吉は、また特別な存在で。

彼らが持ってるのは、闇ではなく、
真っ白すぎて怖いくらいの、
まっすぐ過ぎて折れそうなくらいの、
ゆるぎない意志と信念、つまりは光を持ってると思う。

そこまでも眩しい存在だな、この3人は。
崩れるコトが無いような、絶対的な存在でありながら、
脆いヒトで、でも、しっかり支えてくれる存在があるから、
その支えに頼らず、前を向き、背筋を伸ばし、迷いの無い道を進むんだよね。
あ、日吉はこれとはちょっと別。

日吉は、闇と光を持つさらに特別な存在だもん。

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