「あ、いたいた!若ー!」「そ、大事な用。な、こっちこっち」
さぁ、いよいよ告白タイムですね。

「よし、人影なし。ここら辺でいいか」 話って?
「アンタ、男子テニス部のマネージャーやってくれ」
また、それ〜。
別にさ、彼女っていう立場の人は、全員が全員マネージャーじゃなくてもいいと思うの。
毎回毎回、このパターンなのかなぁ、嫌だなぁ。
世話女房じゃねぇんだよ。便利な女にはなりたくないんだよ。
お世話するためだけに、存在していたくはないんだよ。
なんか、マネージャーになれって言われると…、複雑かも。。。

「アンタは嫌なわけ?俺の試合とかを間近で観たいとか思わないわけ?」
あぁ、そういう考え方だと、ちょっと嬉しいな。
っていうか、なんで、そう可愛いコト言うんだろうね、このコ。
やっていけるかな
「大丈夫だって!それにアンタが近くにいてくれた方が、俺、自分をコントロール出来そうだし」

「どうしてって……わかんないの?」 
なんだ、その可愛い言い方はっ! 
うん
「俺がマネージャーに誘ってる意味も、もしかしてわかんないのか?
すいませんね、主人公は天然ですから。
そこは、お約束で、無垢なコなもんですから。
マネージャー不足だからでしょ?」
「違うって!あー……仁王先輩の言った通りだ……」

あー、やっぱり?
赤也はニオから、恋愛に関するアドバイスを、あることないこといろいろ吹き込まれてるといい。
女子同士、手を繋いでいたら、まだ処女だとか、
押したら引いて、引いて押せ とか、そういうの。

「なんでもね。あーもう、しゃーねーな」  あの…
「なっ、教えて欲しいだろ?俺がマネージャーに誘ったほんとの理由」 え…うん
「じゃあさ、キスしてくれたら教えてあげるよ」 なんで!?
なんでっていうか、なんだ、その突然のご提案は。
なに、急にキスって。恋人でもないのに、いきなりキスって!
中学生で、テニスなのに、いいんですか、そんな展開で。

「交換条件じゃん。あ、ちゃんと口にしてくんなきゃ教えないよ」
好きな人とするもんでしょ。冗談でもそういうの嫌い
「冗談じゃないって言ったら?俺だって好きな奴以外とキスなんかしたくねーし」
それって
「アンタがいい。アンタ以外とキスしたくない。……俺、アンタが好きだ」
本当に?
「これ、冗談で言ってたら人間として終わってると思わねぇ?」
そうだよね…
「なぁ、返事は?急がないけど、今聞きたい」
いや、急いでるやんか。思いっきり、せかしてるやんか。
思いっきり急いでるけど
「細かい事気にすんなって。な、俺の事、好きか?」
好き

「なぁ、キスしていい?」  駄目。恥ずかしい
っていうか、赤也待て。暴走するな。びっくりするから、そんなコト言われちゃったら。
なに、そんながっついてんだよ。
「いーじゃん、誰もいないしさ」 また今度…ね
「ちえっ。ま、いっか。……なー、若」  はい?
「すげー好きだ」  私も

いやー、最後の最後に、萌え死ぬかと思ったよ。

で、EDは、まぁまぁ。ジャッカルの役回りって…

ミニゲーで、『キヨ人形』GET『桃人形』GET

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