岩戸ルートだが、航河から、
『元気にやってるか?こっちは猛暑の中で頑張ってる。
お前もまたへばるなよ』 なんて、メールもらっちゃったら、浮かれるわ。
この、また ってのがポイントだろ。
初日に、具合悪いって言って帰ったのを覚えててくれてるんだろ?
嬉しいさぁ。

もらったバジルがしおれて、慌てて岩戸にメール。
『今日の夜そちらに行って見せてもらってもいい?
もちろん、お宅には上がりません!』
見た?このメール見た?おもろくね?
なに、この真面目な男は。
いや、別に逆に下心ないなら、部屋に上がってもいいじゃん。
なのに、こうやって、ハッキリ書かれると、余計、気にしちゃうじゃん。
もう、ただ、ハーブをもらったり、取材したりって仲じゃないじゃん。
岩戸自信が、もう意識しちゃってるじゃん。

忙しいのに、わざわざ家まできてくれたのは、嬉しい。
ほんま、いい人やと思う。
また一つ、彼の優しさに触れてしまったのが、たまらなくうれしかった…。

レースの日。
疾斗に、「…あれ?お前、大丈夫か?」って言われた。
「ほんとか?無理しないで、その辺座ってろよ」とも言われた。
優しいなぁ、疾斗。
ってか、具合悪いのか、「私」。
おかげで、この後の展開、予想できたぜって思ったら、
具合悪いのは、あんま、関係なかったなぁ。椅子に座らせてもらえたぐらいで。

っていうかさぁ、カリナにも優しすぎだよ、岩戸。
優しいっていうか、言いなり?
誰にでも優しいから、「私」も、不安になるワケさ。

インタビューして、優しいだけで、ただ、流されるだけの人じゃなくて、
「信念」を持ってるんだなぁって思った。
うん、欲しいものが「信念」って言ってるケド、もう持ってると思う。

おっ!カリナがストーカーに絡まれてる。助ける「私」。
で、明日のレースに邪魔にならないよう挨拶して帰るのだが、
「そんなに気なんて遣うなよ」 っと、航河。
いやぁ、航河に話しかけられると、ウキウキするわ。
でもな、岩戸も、帰りの挨拶してから、
振り返ったら岩戸がまだこっちを向いてて、
「私」が振り返ったら、微笑んで軽く手を振ってっくれてんv

次の日。買出しに一緒に行く。
そこで、前のチームの人に出会う。
話の内容的に、前のチームでのミスは重いものだったみたい。
どうやら、事故った後、
そのドライバーはレーサーとして復帰できないくらいだったみたいだし。
うーん、過去が重い。けど、ゴメン、すっごい好みだ、こーゆーの。

カリナ…、いいやつじゃんか、なんか。
泣きそうなコトがあっても、プロ意識で頑張ろうってのが、いい。
…でも、そんなカリナを最初、慰めていたのは岩戸なんだよねぇ。。。

で、レースは散々でした。
「俺も不調だった。マシンのことはその次だ」って、航河が言ったし、
慧も、疾斗も、それぞれ自分を責めてるようだけど、
岩戸は、あのレース前のコトがあって、集中できひんかったから、
余計、今日の結果を気にしとるんやろうな。

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