ミステリーランドシリーズでは読むの2冊目。
久しぶりに有栖川氏の本を読むので、
ワクワクしながら、そして、緊張して読んだ。
うん、面白かったなぁ。
文字大きいから、ほんとサクサク読めたのだが、
ちゃんと作りこまれてる感はある。

そしてね、こうなんでしょうね、
有栖川氏の描く男女(今回は男の子と女の子だが)の
微妙な恋を感じるようなトコロがすっごい好き。
軽く甘いカンジで。

あとね、子供達に社会問題とか、戦争の痛みとか、
やってはいけないこととか、他人への思いやりとか、
そういうのがね、押し付けがましいカンジじゃなくて、
さりげなく盛り込まれてるから、
教育上もなかなか素晴らしい本なのではないかと思う。

あぁ、自分が親だったら、子供にこういうの読ませるわ。
自分が子供の頃に、こういうの読みたかったわ。

未来が輝きに満ちてて、キラキラ眩しかったっす。

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