どうでしょう。この人の本は好き嫌いが分かれると思うんだ。
でも、女子はきっと好きよ、この話。
もう、腐女子の私のココロをくすぐられてしょうがない。
もともと、それ狙いだとしか思えないもんなぁ。

で、今回は、京介と深春との出会いのお話です。
事件的には、これも奇想天外なトリックよりも、
京介と深春の物語っていうのかな、
京介がいかに不思議な人物であるか、
そして、深春は、そんな彼をどう思い、そして、想い、
彼と接してきたかっていうような、
そういう人間関係のほうが、よりよく描かれると思う。

探偵としての、苦悩が好きです。
不器用な生き方が好きです。

最後のほうは…、京介の生い立ちがひどく気になるカンジだった。
早く、その辺りのコトを掘り下げて欲しいと思うが、
次は、蒼と京介の出会いの話のようで…。
それは、それで、かなり萌える展開なんでしょーなー。

京介の涙の意味が分かるのは、まだ、これから…でしょう。

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