妹オーディション 読みました。

とうとう、読んでしまいました。
全体を通して見ると、乃梨子ちゃんが、好きです。
できたコだよ、乃梨子ちゃんは、ほんとに。

では、細かく感想いきますか。
オーディションに乗り気な祥子さまが意外。
ってか、祥子さまの言動が常に、よめない。
どうして、この人は、こうもミラクルなのだろう。
やっぱり、納得いかないんだよねぇ。
志摩子さんは、反対してくれるよねぇ。

志摩子さんが、とっさに身を翻したその反射神経に拍手。
トロい方かと思っていたのに、
自衛の為には素早い行動が出来る志摩子さんが素敵。

素敵と言えば、真美もいいよね。
前の新聞記者…あ、名前忘れた。
その彼女も元は悪い人ではなかったけれど、
新聞記者特有の、いやらしさは拭えなかったから。
でも、真美にはそれが、ない。
蔦子さんタイプで、こういうクールで頭のいい人は好きだ。
新聞部としての自分と、友としての自分と、
両方をきちんと大事にしてるなぁって思う。
ってか、盛り上がりだけを求めるんじゃなく、
人のココロをきちんと大切にするんだねぇ、この人は。

志摩子さんの意見を誰も聞かなかったのが不服だったのだが、
祐巳がきちんと聞いてくれた。
この志摩子さん、すごい萌え。
「だって、その候補者の中に乃梨子がいるかもしれないじゃない」
この台詞、どうですか?
白薔薇の絆はますます深くなってる。
志摩子が依存するワケでもなく、
なんか、もう、2人が姉妹になることに揺るぎが無いんだね。

乃梨子ちゃんは、薔薇の中で、道しるべですね。
祐巳が、困ってる事を上手に聞いて、導いてるもん。

でも、乃梨子ちゃんも1年生だから。
自分の事となると、感情と言葉がうまく繋がらないようで、
「瞳子の力になりたい」って純粋な想いは分かるのに、
それが、上手に瞳子に伝わらない。
こういう同学年同士の、もどかしさ っていいなぁ。

乃梨子ちゃんは、ほんと成長したよな。
ニッコリ営業スマイルだなんて、最初の乃梨子ちゃんじゃ考えられないもの。
でも、すれてしまったんではなく、
やわらかくなったのだと、思います。

内藤笙子 きたねー、まずは名前で登場だよ。
ひどいなー、「どちらでもいい」って書き方はひどいなー。

あああああ!!!!!!!萌え!!!!!
ありがとうありがとう。素敵な挿絵をありがとう。
乃梨子ちゃんが、友を想って泣くってのだけで、きゅんvとくるのに、
その涙を優しく拭ってあげる志摩子が、もう…。
たまらん!
他人の為に、涙を流せる乃梨子ちゃんが、愛しい。
そして、志摩子さんの手をぎゅっと握る乃梨子ちゃんが、ますます愛しい。

あ、黄薔薇の関係、あまり好きではなかったけれど、
でも、由乃が、妹の存在を考え始めて、
令との関係を大事に想いつつも、
妹の関係も、楽しみにしてきてるみたいで、嬉しい。
そして、令も、江利子の妹になれて嬉しかったってのが、
すっごい聞きたかった。
江利子と令の、姉妹関係を描いてくれるたびに、黄薔薇が好きになる。

蔦子さんが、茶話会に遠慮するのはやはり笙子絡みかしらん?
そして、日出実ちゃんの登場。
どんなコか、顔が知りたい。せめて、容姿くらい説明くれよ。

くそう、ところどころで、乃梨子ちゃんが、可愛いわ。
面倒くさいと思っていたやりとりを楽しめていて、
それが、志摩子さんが運んできた触れ合いだと思って、
大事にしてるかと思うと、もう、めんこいわぁ。
志摩子さんに自身をつけさせ、視界を広げたのは乃梨子ちゃんと思うけれど、
乃梨子ちゃんは。志摩子さんによって、世界を広げられてるんだわ。
お互い、高めあってるカンジが、いい。
志摩子との、つながりを感じるたびに、
幸せを感じる乃梨子ちゃんだと、なお、いい。

いったん、休憩。

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