真夏の1ページ 略してOK大作戦(仮)を読みました。

大体、筋書きを読んだ段階で受け付けない話だなって思ったんだよな。
なんだろ、こういう大作戦とかってのに
全然、胸が躍らないんだよな。
前の志摩子と乃梨子ちゃんの時もそうだったが、
その人のコトをいくら想っての行動とはいえ、
騙すってどうよ?って思っちゃう。
騙す側は楽しいよ。
でもさ、騙されるほうは、その出来事に必死じゃん。
本気で、その出来事に向きあうワケじゃん。
その姿を面白おかしく見てる第三者が嫌いなんだよ。

乃梨子ちゃんは、冷静で可愛いなぁ。
この子は、ほんと志摩子と合ってると思う。
こういう2人の今があるから、あの騙まし討ちも
アリだったといえば、アリなのだろうケド…ねぇ。

ってかさ、こう、気の利く人っていないわけ?
ってか、もとい、志摩子がね、気が利いてない。
志摩子はそういうトコ出来る子だと思うのだよ。
いちいち、乃梨子ちゃんが挙手をしないと説明もしてあげない
先輩方ってどーなんですか?って話さ。
志摩子が、皆話し合ってるのをそっちのけで、
乃梨子ちゃんに、逐一、説明してるってのが、欲しかった。
そんなシーン、入れて欲しかった。

あと、普通に、俺ってば、柏木好きね。
前回でも思ったが、今回で確信した。

「一見さわやかな声。ホストのような艶っぽさ。
底の方に見え隠れするなんとも表現しかねる毒気」

さ、最高じゃねーの!
あぁ、誰に例えたらいいだろ?
跡部さんじゃないんだよな、佐伯とか忍足とか不二とか
キヨとかカカシ先生とかギンさまとかそういうカンジ?
すごい好き。こういう腹黒タイプ。
基本的な頭はいい人だと思います。
こういう頭いい人ってのは、いいです。

そして、お茶立ててくれるんだろ、客人に。
すっげぇ、萌える。
悪いが、そのネタはいただきだ。
いろんな人を当てはまめるよ。今日の寝る前の妄想タイムはコレだ。
跡部さんなんてのも、いい。日吉なんて最高潮に萌えだ。

で、それを…だ。
祐巳ってば、爆弾発言してくれたよ。
製作過程を見なくても良かった なんて、
家に招かれて、お茶を出してもらった相手に
そんなコトを思う祐巳にちょっとげんなりだよ。
わびもさびも無いのか?
いや、口に出して言ってはいなくても、失礼だろ。
ってか、そういう製作過程って大事じゃねぇの?
こう、ココロを込めて作ってくれたんじゃねぇの?
いや、そして、お茶を入れてる柏木って綺麗だと思うんだよ。
金持ちはやっぱ気品ってのがあふれちゃうからさ。
そこはありがたがっておけよってカンジ。

この祐巳は、許せませんよ、わりと。

祥子さまを騙すということに良心の呵責が痛んだのはいい。
後ろめたい気持ちをカンジたのは、えらい。
何故、その気持ちが志摩子の時には、あらわれなかったのか。。。
あれ?あの志摩子の時って、祐巳も絡んでたよな?
あんま祐巳の記憶が無いが…。
そこでも、祐巳には是非止めていただきたかった。
騙すのって良くないと、祥子さまや令さまに言って欲しかった。

んでも、まぁ、ココで祥子さまに正直に言ったからヨシとしようかな。
そして、この次に、他の皆を騙す形になったのは、
微笑ましいくらいの可愛い騙しなので、これもヨシとします。

気になるところは、女男と、ヲタクな花寺の男子ですね。

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