読書感想もどき

2005年3月3日 読書
消える「水晶特急」(島田荘司)
まず、最初はヤバイと思った。
何がって、基盤となりそうな女子の名前がどっちも○○子でよ〜。
読み方も変わってて、なんか区別付かなくなったの。
最初の5ページくらいで、すでに何回も前のページを読み直したくらい。
でもね、なかなかのモンでしたよ、うん。
まぁ、大まかな筋書きは読めたけどね。
消失したその真相まではさすがに分からなかった。
だって、大して伏線もないじゃんか。
その謎を刑事に最後に言われてもさぁ、ちょっとねぇ。。。
突拍子もないってか、なんつーか、突然だったなぁ、と。
読み手が分かりえないようなそういう真実ってのはどうかと思うの。
いや、伏線ってが無くもないけどさ。

吉敷刑事はやっぱ好きと思ったが、
好き故に、それに近い女子の存在がいちいち腹が立つので、
ラストあたりは、そういう意味で受け付けませんし。
元嫁の存在があるからさ、それ以外の女子が吉敷刑事に好感を持つのはイヤやなぁ。

あと、自分が非常なのかもしれないが、
友達1人いなくなって、そこまで人って落ち込むでしょうか。
その落ち方が自分で想像出来ないので、そこもイマイチ。

でも、大まかなそのトリックっての?ネタはいいのよ。
ダラダラせずに、一気に読めたし。
でも、吉敷を出すなら、もっと吉敷視点の話が欲しい。

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