いばらの森 読破。

うん?
あのね、実際問題、妄想が先走りしすぎたね。
こう、話を無駄に膨らませすぎたカンがございます。

えっと、まず、由乃が受け付けないです、とても。
先日は祐巳に腹立っていたのだが、すぐ反省しただけ祐巳はえらいよ。
由乃よ、そんな娘だとは思わなかったよ。・゜・(ノД`)・゜・
私も令さまと同じ意見です。
興味本位で、過去を暴こうとしてるとしか思えなかった。
人のココロに土足で入りこもうとしてるとしか思えなかった。

なんで、聖さまが書いてないっつってるのに、
そして、それを信じてるっつっておきながらも、なお、
真実を追究しようとする探究心が分かりません。
聖さまの退学がかかってるとはいえ、
それは由乃が作り上げた大義名分だろ。

そんな、わざわざ出版社に行くか?普通。
って思ったが、ま、動かないと物語りも動かないですからね、仕方ないか。

あと、聖さまと栞さんとの別れがあまり納得のいくものでなかった。
ちょっと「シスター」というモノをあまり理解していないからかもしれん。
なんだろ?それが、そんな永遠の別れなのか?
そんなのが、その2人を別つ原因なのか?
死に別れじゃあるまいし、何故、それを悲しむかな〜?
生きていてくれたら、それでいいんじゃねーの?
愛した人が、生涯、全身全霊をかけ生きる道をみつけたのなら、
そして、そこで生きていてくれるのなら、
想いはお互いに揺るぎないものであるのなら、
別に、悲しいコトじゃないんじゃねーの?
って、思うワケ。

ま、聖さまが栞さんに依存していたから、こうなったのか。
両手をつなぎあって、離してないっていう例えは、とても好き。
でも、想像していたよりも、破滅的だったので意外だったんだよな。
こうなると、アレだ。例えが悪かった。
日吉ちゃうわ、そんでもって、キヨとも違うわ。

仁王雅治ですね(キッパリ)
堕落的なカンジが、同じです。
依存しすぎて、愛する人無しでは呼吸さえままならないような、
そんな激しい愛し方をするカンジが。
その時は、お相手はヤギュの方が、好ましいですね。
ま、真田でもいいんだケドさ。
でも、ヤギュはニオを思ってくれるが、
真田の場合は、あくまでも、どこまでも一方通行ですから。

日吉は、愛すべき人と出会って、世界が広がるのよ。
殻に閉じこもって、膝を抱え、自分の両手を頑なに開かなかったのに、
ガックンとかが、片手を取り、外に連れ出すのよ。

なので、聖さまの場合は、外の世界には向かわなかったので、
こうなると、仁王なんですわ。
それこそ、食事するのも忘れるくらい相手を愛する仁王なの。
で、ヤギュは、そんなニオを分かりつつ、想いつつ、
ヤギュの結婚が2人を別つまで、ニオのそばにいるといい。
ま、結局は、別れるんだケドな、ヤギュニオは。
で、
離れても、ニオはヤギュを想い続けます。
別れを別れと思わないの。受け入れられないし。
ヤギュが医者としての道を選んだのなら、それを受け止める。
そこで、ニオが見苦しくジタバタはしないんだが、

見苦しくなる、聖さまは、それはそれで、萌えだな。
あ〜、いいんじゃないかと思えてきた。
自分の想いをぶちまけ、子供のように相手を求める聖さまは、
萌えかもしんない。

ま、結局、マリみて自体には、はまってきたのだが、
今回のストーリー的には、ちょっと…ってカンジがします、正直。
出版社の場面とか、そんな必要?って思う。
あと、どーせなら、栞さんが著者だったほうが、俄然萌えた。
ってか、そうだと信じてたので、ショック。

そんな感じです、はい。

コメント