いくら、この先の展開が怖いからって、やらなしゃあないワケですよ。
ほんま、修羅場は勘弁して欲しいわぁ。

急いで家に帰ろうとしたが、岩戸の話を聞く「私」。
スポンサーに傲慢で不遜なヤツって思われて、
そのせいで、契約が破棄になりそうなんだって。
いやー、それはツライわ。
航河がそれを知らされていないのが、余計にツライ。
確かに、航河を傷つけたくないからってのは、わかるケド、
でも、そういう腫れ物を触るような、扱いって、イヤだなぁ。
で、そんな話を聞いていたら、航河登場!!
きた!修羅場がきた!って思ったら、意外にあっさり。
「よお」「…たまたま買い物があって、このあたりを通っただけだ」
いやいやいや、それは嘘でしょう(笑)。
たまたま じゃないし。買い物ちゃうやん。「私」に会いにきたんやん。
大して大事になるでもなく、3人でお茶…。
その後、岩戸がいなくなってから、2人っきりになったら、絶対、一悶着あるやろ!
って、身構え、「私」も言い訳しようとしたら、
「別にいい」 およ?あんまり怒ってるような口調じゃない。
「ハーブもらっただけだろ。育て方は聞いたのか?」
うん、確かにその通りなんだけど。「私」を信じてくれて嬉しいんだけど。
なんか、なんにもヤキモチとか嫉妬されないってのも…なんだかなぁ。
ちょっと、複雑だ。
「お前達を見れば、それ以上何でもないのはわかる。もういい。」
ずいぶん、聞き分けがいーじゃねぇの!
ってか、まぁ、ほっとしたよ。きちんとわかってもらえてて、嬉しい。

さて、スポンサーの契約は、白紙決定と岩戸から電話。
航河には内緒にしとくんだって、やっぱり。。。
そこは不服だなぁ。いや、航河を傷つけたくはないけれど、
でも、そこを隠しておくってのは、違うと思う。
特に「私」は、航河の彼女なんだから、
だからこそ言いにくいコトも言わなきゃいけない。
それが、今後の航河の為になると思うから。

走行会 「私」が、飲み物買いに行くのを
「…重いだろ、俺もいま手が空いてるから行ってやる」
気ぃ利くコやねぇ。そういう優しさありがとう。
で、記者と遭遇。悪い予感します。
「しかし、キミも気の毒だねぇ。でかいスポンサーを逃がした責任とって、
オングストロームから解雇されるってホントなの?」
「え?だって契約寸前だったスポンサーが降りるって怒ったのは、
中沢くんが先方のお偉いさんを怒らせちゃったからなんでしょ?」
しかし、まぁ、皆で隠していたコトをこうもあっさり言われちゃうとはねぇ。。。
最悪の展開ですね。
ただでさぇ、ショックな内容なのに、噂に尾ひれがついて、
さらにヒドイコトになってるもん。
「知ってたのか」 と、悲壮な顔で問われた。
「何で、お前が知ってるんだ。それならどうして、俺に言わない…!?」
ほんとだよね。「私」は、言うべきだったと思うよ。
航河を想って内緒にしていたことが、良かれと思ったコトが、
逆に、航河をひどく裏切ってる行為に思うもの。。。

皆に詰め寄る航河。
「みんな知ってたんだな…。何で俺にだけ隠した!?
何で外部の奴が知ってるんだ!」
外部の奴って、「私」じゃねぇよな?
当事者である自分がカヤの外だったってのは、やっぱ、イヤですよね。
「そんな事なら何故、俺に直接言わない。
俺をクビにしても、代わりのヤツがいるからか?」
いや、疾斗はアナタの代わりには、ならないし。
疾斗は誰かの代わりになるような人じゃなく、唯一無二の存在です。
そういう言い方、すっごい好きじゃないわぁ。
疾斗を馬鹿にしてるわっ!

「…とにかく、俺のせいでスポンサーが降りたのは事実なんだろ。
……聞きたくない」
なんで、俺に言わないんだって詰め寄っておきながら、
説明しようとしたら、聞きたいないって、どっちやねんな(笑)。

加賀見が説得にあたってます。
こういうとき男同士の話になるから、女子って無力やわ。

前の日、メールで、走行会中はあまり話せないから、
送るって言ってたのに、こうして、一人で帰ることがひどく悲しいなぁ。

で、航河失踪???メールを打っても返事くれない。
岩戸との電話で、航河が頑張っていたことを知る。
苦手なファンのコとも、なんとか応対してさ、
チームのためにって無理してたんだ。
チームに新しいスポンサーが必要って分かってるから、
チームの為になろうって、努力してたのに、
その努力してる部分の、一番の弱点で叩きのめされたんだ。

どうして、航河が苦しんでる時に、自分は何も出来ないんだろうねぇ。
岩戸からのメールで、週末のレースを最後にチームを辞めることをしる。
ってか、岩戸からは毎日のようにメールのやりとりあるのに、
肝心の航河からは、一切の連絡がない。

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