さて、観覧車ってば、これまた、定番ですよね。
だいたい、想像はついたんだ。
でも、これほどの萌えがやってくるとは、思わなかった。
私は、何故かゴンドラの中でつまづくワケ。
で、傾いた私の体を受け止めてくれて、手もしっかりと握ってくれました。
「…大丈夫か」
大丈夫じゃないよ!!!!!!
メンゴ☆わかっていた展開なのに、コーフンしてる。
でな、体は離したものの、手は握られたままなの。
あげく、航河が向かいの席から、私の隣へと
座りなおしてきたよーーー
手はしっかり繋いだままだってよーーーー
どうするよ?この展開!!
なんだろ、よろけるまでは想像ついたんだ。
でも、その後に、向かいに座っていた彼が、隣に座りにくるとは思わなんだ!
やるねー、航河。
そして、ゆったりと優しい時間を過ごしたそうです!!!
こう、言葉で萌えさすんじゃなくて、その行動でこんだけ萌えさせるとはっ!
いや、いいよね、これ。
黙って、手を繋いだまま、ゆっくりゆっくり地上に近づいていくんだよ。
手は繋いだままなんだよ?
ぜぇぜぇ…いや…萌えすぎた…。
彼が席を移動する様を妄想するだけで、飯3杯は食える。

で、帰りの車の中。
「この間は、悪かったな。メールで。」
「俺の書き方のせいで、怒らせたとでも思ったんだろ。
こっちはそんなつもりじゃなかったから驚いたんだ」
いや、私のほうが驚きましたよ、あのメールは。
そんなつもりじゃなかったら、重いだなんて書くなよ。

「なのにお前が…すべて自分が悪いみたいに返事して来るから、
違うって書こうとしたんだけど…ああいうメールで、
そんなこと書くのは苦手で…な」
「まぁ面と向かっても、ちゃんと話せるかも、わからなかったけどな。
嫌な思いをさせたと思ったから、とりあえず、会って話そうと思ったんだ。
…とにかく、悪かった」
いや、こっちこそ、メンゴ☆ね。

そうね、不器用な人なのよね。
言葉で上手に表現できない人なんだわ。
それなのに、そのメールの文章だけで、航河の人柄も考えもせず、
勝手に怒ってるってびびったりして、申し訳ない。
唐突な誘いだったけど、会って話したいって、その気持ちが嬉しい。
嫌な思いをさせたから…って、そこまで人の気持ちを考えてるんだなぁ。
こっちこそ、ほんと、航河のその対人関係得意じゃないところを
読みきれなかったことが、申し訳ない。

「でも、自分で自分が不思議だ。大体、他人はどうでもいいからな」
あら?こんなふうに相手がどう思ってるとか気にしないタイプなのに、
「私」のことは、気にしてくれてるワケ?
嬉しいじゃねーの!!

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