レイニーブルー ロザリオの滴 を読みました。

…これは、いいっ!すごく好き、こーゆーの。
乃梨子がこんなにたくましいコだとは思わなかった。
けど、志摩子の性格だと、やっぱ、こういうコがふさわしいのだろう。
2人で、ウジウジしてたら、進まないもの。
でも、進めないで、もがいてる志摩子が好きだよ、やっぱ。

印象に残ったのは、思わず聖さまに会いに行ってしまったところ。
これのなにがよかったって、
実際、聖さまに会えていないところが、さらによかった。
ここでね、聖さまに会ってはいけないのよ。
そこで、聖さまに助けられてはいけないの。
聖さまに救われてはいけないの。
聖さまも、100%、助けてはあげれれないから。
その分、聖さまもココロを痛めてしまうから。
でも、
聖さまに、何か求めてしまった志摩子の心情がいいんだよ。
思わず、聖さまに会いに行ってしまったその行動がいいんだよ。

ここが、1番の萌えどころでした。
聖さまが登場していなくてもね、聖の存在が十分に感じられて好き。

乃梨子が志摩子を支える存在になったとしても、
聖さまの存在が消えてしまうのはイヤだったので、
このシーンは、大満足です。

祥子さまがよく分からなくなってきたよ、
最初から、こんなキャラだったっけ?
ちょっと、乃梨子といがみ合ってる時は好きじゃなかった。
そうね、どことなく元ロサ・キネンシスに似てきたのだわ。
おせっかいっていうか、そういうところが。

でも、乃梨子が、ほんと予想以上に強かった。
あんな言い合いも、好意的というか、前向きに捉えていたコトに驚きだ。

最後のロザリオをかけるシーンなんて、もう、たまらんかった。
挿絵も、また、美麗だった。
雨ってのが、また、萌えるシチュよね。

あ、そして、今回蔦子さんも素敵だった。
いい役やったと思うわ〜、今回も。
そういや、志摩子と蔦子さん同学年なのよね。
うん、なんか、新鮮な組み合わせだったな。

いや〜、この話は、ほんと志摩子が愛しくなる話だった。
抱きしめたくなるね、うん。

こういう話は、大好物です。
次の話は…、いつ読むのかわからないです。
あんま、黄薔薇の話、好きじゃないんだよなぁ。。。

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