マリみて感想(ネタバレ含む)
本 文 愛しき歳月(前編)黄薔薇なんとか を読みました。

なんだっけ、題名、忘れちったよ。
今まで読んでいて学習機能はついていたので、
ロサ・フェティダの男関係はさほどワクワクしなかったね。
どんな「落ち」なんだろう?っと深読みはしたが。
案の定、予測できた真実で、その辺りはイマイチ。
って、別に推理モノじゃないんだから、
最後にあっ!って驚く展開じゃなくてもいいんだろうケドさ、
そこはミステリー好きの性なので、しょうがない。

ロサ・フェティダ…、まだ人物像が掴めないわぁ〜。
ってか、ロサ・フェティダと令の姉妹関係が掴めない。
どっちかっつーと、由乃と令の姉妹関係だけを強調しすぎて、
令とロサ・フェティダの間が薄く感じてしまうのが悲しい。
姉妹関係って、いろんな姉妹があると思うし、それぞれのスタンスがあるとは思う。

でも、
お互いがお互いを想う気持ちは一緒。
姉妹を大切に想う気持ちは一緒。

っていう大前提があるから、美しいんだろ?
ロサ・フェティダとロサ・キネンシスの横の繋がりは
とても好きだったケド、どこか、やっぱり不服。
どーせなら、ガッチリ姉妹関係を描いて欲しかった。

江利子さまがうっかりそういう男性に惚れるのは分かる!
って、すごく思った。

ロサ・ギガンティアと猫との話が結構好きかな。
ってか、ただ単に聖さま好きだから?

あと、大して感想ないな〜、今回は。
あぁ、でも、冒頭の「いととし」の意味を問う聖さまも好きだった。
愛しい って意味だと思ってたよ、私も。
過ぎるのが早いって意味だったのね〜。

その卒業を匂わせたあたりで、ちょっとぐっとくるのよ。
別に、自分の卒業の時とかはホント何も感じなかったのに、
ヲタ方向にはまってから、ダメなのよ、卒業ってテーマは。
うっかり涙出そうになんのよね。

日吉あたりがね、いととし の意味をきちんと知っていたのに、
ガックンあたりに、愛しい だと思ってたぜ!
くらい言われて、あぁ、なるほど、ほんとに、先輩と過ごした日々が
「思えばとても、愛しいです」 くらい言っちゃって、
ガックンが照れるくらい、クラクラだと萌えるな。
何の妄想だ?これ。
ひさしぶりに、妄想が暴走だわ。
テーマが卒業だと、俄然、妄想に拍車がかかるわ。

それこそ、日吉の卒業テーマにジンジンくるワケは、
日吉が氷帝テニス部部長の座を引き継ぐからなのですよ。
責任と、想いを引き継ぐのですよ。
重いとは思うんだ。
でも、きっと、跡部さんあたりに一言、言われて
自分を選んでくれた跡部さんに恥をかかせないように、
堂々たる態度で、その役をこなすと思うのね。

薔薇さまってのも、そういう引継ぎっぽいのありげよね?
なくても、自分で妄想するけどさ。

とりあえず、早く、もう1つの話を読んで、
後編になだれ込みたいところですな。

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