読書感想もどき

2004年8月30日 読書
暗黒の囁き(綾辻行人)
なるホロ。。。
舘シリーズにあるような、本格っていわれてるような要素は薄いね、これ。
ミステリーとしては、うん、良いんじゃないかと。
ちょっと現実離れしすぎっていう感じもあるけどね。
でも、それ言っちゃったら、ほとんどの作品がそうなっちゃうからなぁ。
まぁ、不思議な世界っつーか、そんな感じ。
キレイで儚くて切なくて、奇妙なお話でした。

トワイライトエクスプレスの惨劇(吉村達也)
人、死ぬすぎちゃう?やりすぎちゃう?
話的にも、無理がありすぎたように思うね〜、コレ。
普通にそのトリックを使って、推理小説は成り立ったんじゃないの?
なのに、こう、世の中の儚さとか怨念とか詰め込みすぎた感がある。
欲張りすぎじゃないかなぁ。。。
あんまり、動機らしい動機が見られない殺人
(キチンとあるにはあるケドも)ってのも、アリだとは思うが、
それならいっそスプラッターなホラーと打ち出してたら潔い。
ミステリーっつってコレっつーのは。。。うむむ。。。
いや、あまりにも犯人が切ないってか、哀れなので。。。

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