読書感想もどき

2004年8月28日 読書
動く家の殺人(歌野晶午)
読んでく内に、信濃って、そういうヤツだっけ?って、思ったの。
ちょっと、イメージ違っちゃったなぁ、とか。
…思ってたら、なるホロ!
そういうオチ(?)だったか!
最後の方のお話は切ないけれど、とりあえずスッキリした。
よかった〜、期待を裏切らないお話で。
でも、カレが殺された理由はちょっと陳腐。
カレが死ぬことによってこそ、この本のトリックなるものが
活きてくるのだろうケド、もっと殺す理由に深みが欲しかった。
その辺りがちょっとおざなりだったんじゃないかなぁ。。。
でも、なかなか良い出来だと思う。
少なくとも、最後まで読めば、そう思える。

天空の蜂(東野圭吾)
長かった〜〜〜。
面白いんだけど、長かった。
もう、原発のシステムとかその辺りは流し読みで。
そのテーマが大きく重いので、ちょっとなぁ。
ミステリーっちゃぁミステリーだろうケド、
こういうのはちょっと苦手かも。。。
でも、映画のような情景がすぐうかぶ話だった。
あと、登場人物が多すぎて、どうも駄目だった。
多いのは別にいいんだ。綾辻氏の作品もけっこう多いから。
でも、この作品は、それぞれの人物に、
さほど重要性が感じられないので、覚える気も無く
スラスラ〜って読んじゃったので尚更分からなくなっちゃったもんなぁ。

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