読書感想もどき

2004年8月24日 読書
ゲームの名は誘拐(東野圭吾)
なかなか上手く出来てるわ、コレ。
犯人側の視点で描かれてるので、警察の方の動きがさっぱり読めず、
どこまで犯人が追われてるのか分からないから、
ハラハラ感はすごいある。

途中、その最後の驚愕の事実はある程度よめるのだが、
それでも、まさか…そんな…っつー想いが読んでく内に込み上がってくる。

伏線の使い方が、まったくもって素晴らしい。

でも、こう読みなれてくると、これ、伏線だろ?って気付くもんですね。
ちょっと前なら、ただ単にそういうコトもあるんだな〜っとか、
話をリアルにする為に、そういう小話もあるんだな〜っとか、
思えたのにねぇ。
さすがに、今では、コレ怪しい…なんて、思うようになったが、
それはそれで、楽しく読めるので、問題は無い。

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