読書感想もどき

2004年8月19日 読書
同級生(東野圭吾)
はぁ〜〜〜。
いいね、こういう学園モノっちゅーんですか、純粋なカンジのは。
ピュアなようでいて、そうじゃないんだけど。
でも、幼いっつーか、とにかくこの混沌としたカンジが、すげぇ切ない。
犯人は誰か?とか、そーゆー問題じゃないね。
一気に読んだわ〜。
ラストの台詞がかなり、きいてる。
ちょっと鳥肌立ったわ。

秘密といい、コレといい、なかなか泣ける話を書くのね、この人。
放課後も、読みたくなりますな。

探偵はバーにいる(東直己)
札幌を舞台にした小説っつーことで、期待大だったのだが、
う〜ん、私的には、イマイチだったかなぁ。
北海道なまりが、すごく臨場感を出してるっつーもの、
ぶっちゃけ、そのなまりがうざくて、読みにくかった。
赤かぶ検事の訛りは良かったんだが…。
ま、読みなれてないせいもあるとは思う。
けど、このハードボイルドなカンジも受け付けない。
主人公である探偵が、「俺」のみで進むのは面白いが、
いかんせん、クスリをやってる風味なのは、駄目。
そこは、きっちり線を引いてくれなきゃ。
ま、クスリって書かれてるんじゃないケド、
タバコとも違うみたいだし…そうなんだよね、多分。
そーゆーのは、ムカツクのです。
ま、もうちょっと読んでみますケド…。

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