読書感想もどき

2004年8月1日 読書
むかし僕が死んだ家(東野圭吾)
探偵や警察が出てくる推理ものと違って、
普通の人が、どんどん真理に近づいていくのが、面白い。
しかも、その期間が2日間という短い間でってのが、いいね。
場所も、あっちゃこっちゃいかないで、狭い空間で
どんどん、謎が紐解かれるので、読みふけっちゃったなぁ。
残虐な殺人シーンとかは無いものの、
どこか、ゾクってするような、真実でした。

出雲信仰殺人事件(中村達也)
全体的な謎は解けてるものの、なんつーの?
別にアリバイ崩したり、トリック暴いたりしないので、
最後の謎解きで、えぇっ!ってなったりしない。
ちょっとイマイチだったかな〜。
3つの殺人の共通点っつーのかな、それも、すっごい無理あるこぎつけってカンジだし。
それに、何より、イヤなのは、
朝比奈に彼女が出来たのは、もう仕方ないとして…だ。
それが、さも、もう将来は結婚するかのような伏線があるのが気にいらない。
なんで、そんな、お互いが心のよりどころになってんねん!
ものすっごい気に入らない。
別におおよそ読者が女子ではないだろうから、
主人公がそんな結婚とか付き合ってる女とかいても問題ないんだろうケド、
私としては、朝比奈にそんな女の影がウロチョロすんのは気に入らないワケよ。
ま、そんなのは、どーでもいーんだケドね。

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