読書感想もどき

2004年7月30日 読書
最後の惨劇(吉村達也)
5部作のしめくくり。
なかなか読み応えがあり、現在と過去の話がチョコチョコ入れ替わるのも面白かった。
でも、ちょっと、不服かな〜。
まず、朝比奈に彼女っつー存在が出来たコトに納得がいきません。
婚約者に裏切られた傷心の身とはいえ、
その婚約者が殺された、その事件後にすぐ、その事件を解決した男に
すぐなびいちゃう女って、どうよ?腹立つんだケド。
その余計な設定がなきゃ、もっと楽しく読めたと思う。

人形館の殺人(綾辻行人)
あぁ、面白い。。。
この人の読んじゃうと、ほんと他の本がかすむんだよな〜。
ある程度は、こっちも深読みするワケよ。
で、だいたいソレは当たってるワケ。
当たってるんだケド、読みきれてない部分も多いのさ。
分かってるつもりで読んでて、えぇっ!って、驚かされるのね、最後の方で。
あげく、最後の最後も思わせぶりなカンジで、なかなか深い。
とにかく、この手のモノを読みなれてても、衝撃があるっつーのは、すごいと思う。

嵐山温泉殺人事件(吉村達也)
綾辻氏の本は、それはそれとして、やっぱ、このシリーズは好きだな〜。
2人の刑事のイメージがしっかり出来てるし、その2人のやりとりが面白いからかな。
あと、温泉シリーズは2作品。
読みきっちゃうのも、勿体無い気もするが、
いかんせん、まだ惨劇シリーズがあるからね。先は長い。。。

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